セコムの防犯カメラ料金を知りたいときは、「カメラを買う費用」と「ホームセキュリティを契約する費用」を分けて見ると迷いにくくなります。名称が似ているサービスでも料金の仕組みは同じではないため、月額だけを見て判断すると必要な総額をつかみにくくなります。
セコム公式サイトでは、家庭向けの「セコム・ホームカメラシステム」に機器代金が示され、工事代金は別途と案内されています。一方、「セコム・ホームセキュリティ NEO」には月額料金と初期費用があり、防犯サービスや火災監視、非常通報などを含む契約例として示されています。
この記事では、2026年9月5日時点で公式サイトに掲載されている価格を基準に、どこまでが防犯カメラの費用で、どこからがホームセキュリティの費用なのかを順に整理します。見積もりを取る前に確認しておきたい項目も押さえ、必要な対策を落ち着いて選べるようにしていきます。
セコムの防犯カメラ料金は機器代と工事代で見る
まず押さえたいのは、家庭向け防犯カメラ「セコム・ホームカメラシステム」の公式料金です。ここではカメラ台数に応じた販売価格と、別途必要になる工事代を分けて見ます。月額サービスの料金と混同しないことが最初のポイントです。
ホームカメラシステムは1台214,940円から
セコム公式の「セコム・ホームカメラシステム」では、ホームモニター1台とセンサーライトカメラを組み合わせた機器代金が掲載されています。カメラ1台の場合は214,940円(税込)で、2台309,980円、3台405,020円、4台500,060円です。台数が増えるほど合計額も増えるため、必要な監視範囲を先に決めておくと見積もりを比較しやすくなります。
ここでの価格は「機器代金」です。玄関だけを確認したいのか、駐車場や勝手口も含めたいのかで必要台数は変わります。例えば「玄関前と駐車場の2方向を別々に確認したい」という場合、1台で無理に両方を映すより、死角や撮影方向を現地で確認して台数を決めるほうが実用的です。
工事代金は販売価格とは別にかかる
公式ページには、機器代金とは別に工事代金が必要と明記されています。つまり、1台214,940円という金額だけで設置まで完了するとは限りません。配線経路、壁面の状態、カメラの取り付け場所、屋内モニターとの接続方法などで工事内容が変わるため、最終金額は現地条件を踏まえた見積もりで確認する必要があります。
公式のモデルプランでも、屋外配線で配管を使う場合は配管費用が加わると案内されています。玄関の軒下に設置できるケースと、駐車場まで配線を伸ばすケースでは条件が違います。「機器代」「標準的な取り付け」「追加工事」を分けて見積書で確認すると、どこに費用がかかっているか理解しやすくなります。
月額料金と防犯カメラの機器代は別の話
見落としやすいのが、防犯カメラの販売価格とホームセキュリティの月額料金を同じものとして扱ってしまう点です。ホームカメラシステムの公式ページは、カメラとホームモニターの販売価格を示し、別途工事代がかかる構成です。一方、ホームセキュリティNEOの料金ページには、月額料金や工事料、保証金などが掲載されています。
そのため「セコムの防犯カメラは月額いくらか」と考える前に、欲しいものが「映像で玄関や駐車場を確認するカメラ」なのか、「異常信号をセコムへ送り、必要に応じて対処を受けるホームセキュリティ」なのかを分けることが大切です。両方を検討する場合も、カメラ代と警備契約の費用を別欄で確認してみてください。
台数だけでなく設置場所と目的を先に決める
防犯カメラは台数が多ければよいとは限りません。玄関で来訪者を確認したい、駐車場の車を見たい、建物周囲の死角を減らしたいなど、目的によって適した位置が変わります。セコム公式ページでも、玄関や駐車場などを想定したモデルが示されており、現地で監視範囲や取り付け場所、標準外工事の有無を確認して契約内容を決める流れになっています。
例えば玄関前に植栽や門柱があると、カメラの設置位置によっては肝心の顔や手元が隠れることがあります。逆に道路まで広く映しすぎると、必要のない範囲まで撮影することになりかねません。「何を確認したいか」「どこまで映れば足りるか」を先に決めておくと、必要な台数と工事内容を絞り込みやすくなります。
| カメラ台数 | 公式掲載の機器代金(税込) |
|---|---|
| 1台 | 214,940円 |
| 2台 | 309,980円 |
| 3台 | 405,020円 |
| 4台 | 500,060円 |
- ホームカメラシステムは1台214,940円(税込)からです。
- 機器代金とは別に工事代金がかかります。
- ホームセキュリティの月額料金とは分けて考えます。
- 台数より先に監視したい場所と目的を決めると見積もりが読みやすくなります。
セコムの月額料金はホームセキュリティ契約で変わる
防犯カメラの機器代がわかったところで、次は月額費用が発生するホームセキュリティ側を見ます。セコム公式の料金ページでは、住居タイプや機器のレンタル・買い取りで金額が異なります。カメラ代と別サービスの料金として確認しましょう。
戸建てNEOのレンタル例は月額8,470円
セコム公式サイトの戸建て向け「セコム・ホームセキュリティ NEO」の例では、機器レンタルは月額7,700円、税込8,470円です。初期費用として工事料63,600円、税込69,960円に加え、保証金20,000円が示されています。保証金は非課税で、契約満了時に返却される案内です。
この料金は、防犯カメラ1台の販売価格を月額に分割した数字ではありません。防犯サービス、火災監視サービス、非常通報サービスを含むホームセキュリティのプラン例です。建物の広さや設置機器などで実際の料金は変わるため、公式ページの数字は「代表的なプラン例」として受け止め、最終的には個別見積もりで確認します。
買い取り例は月額5,170円で初期費用が大きい
同じ戸建てNEOでも、機器お買い取りの例は月額4,700円、税込5,170円です。初期費用として買取システム料金431,600円、税込474,760円が掲載されており、この金額には取付工事料が含まれると案内されています。レンタルより月々の支払いを抑えやすい一方、導入時の支払いは大きくなります。
「月額が安い方を選べば得」と単純に決めるのではなく、初期費用との組み合わせを見る必要があります。転居予定や住み替えの可能性、どの程度の期間利用したいかによって負担感は変わります。契約期間や解約時の扱いも含めて、見積書や契約条件を読んでから判断すると安心です。
マンションと戸建てでは料金例が同じではない
住居タイプによっても公式の料金例は異なります。マンション・集合住宅向けの「スマートNEO」は、機器レンタルで月額5,000円、税込5,500円、工事料48,900円、税込53,790円、保証金20,000円という例が掲載されています。戸建ての数字をそのままマンションへ当てはめることはできません。
集合住宅では共用部や玄関まわりの工事に管理規約が関わることもあります。一般的には専有部の設備でも、外壁や共用廊下側へ機器を付ける場合は管理会社や管理組合への確認が必要になるケースがあります。防犯カメラを追加したい場合も、契約前に設置可能な範囲を確認しておくと手戻りを減らせます。
見積もり金額は機器数や建物条件で変わる
セコム公式の料金ページでは、月額料金と初期費用は、設置する機器の種類・個数、建物構造、設置状況などによって異なると明記されています。つまり、公式のプラン例だけで自宅の金額を確定させることはできません。窓や扉の数、センサーの構成、カメラの有無などで必要な機器が変わるためです。
見積もりでは「ホームセキュリティだけの費用」と「ホームカメラシステムを加えた場合の費用」を分けてもらうと比較しやすくなります。例えば、最初は侵入検知を中心に契約し、カメラは玄関だけにする、といった組み合わせも検討できます。必要性の高い場所から優先順位を付けると、予算と対策のバランスを取りやすくなります。
戸建てNEOのレンタル例は税込月額8,470円、買い取り例は税込月額5,170円です。
実際の料金は機器構成や建物条件で変わるため、個別見積もりで確定させます。
- 戸建てNEOはレンタルと機器買い取りで料金構成が異なります。
- マンション向けスマートNEOには別の料金例があります。
- 月額だけでなく初期費用も合わせて確認します。
- 実際の料金は機器数や建物条件で変わります。

セコムの防犯カメラを総額で比較するポイント
料金の種類を分けられたら、今度は見積もり全体を同じ基準で比べます。安い・高いという印象だけで決めず、機器代、工事、月額、保守の扱いを一つずつ確認すると、必要なサービスに対して支払う費用が見えやすくなります。
初期費用と継続費用を別の欄で確認する
最初に、支払いを「導入時にかかる費用」と「利用中に続く費用」に分けてください。ホームカメラシステムは公式ページ上で機器代金と別途工事代が示されています。ホームセキュリティNEOは、レンタルなら月額料金に加えて工事料と保証金、買い取りなら月額料金に加えて買取システム料金という構成です。
同じ「セコム」という名称でも、料金の置かれている場所が違います。例えば見積書にカメラ機器、配線工事、ホームセキュリティ機器、月額サービスが並んだ場合は、1つの総額だけを見るのではなく、各項目の目的を確かめます。「この費用を外すと何が使えなくなるか」を確認すると、優先順位を付けやすくなります。
カメラが担う役割と警備契約が担う役割を分ける
ホームカメラシステムは、センサーが人を捉えると自動的に記録し、室内のチャイムや液晶モニターで確認できる仕組みが公式に案内されています。一方、ホームセキュリティは、窓や扉などのセンサーで異常を検知し、セコムへ信号を送る防犯サービスを含みます。役割が違うため、どちらが必要かは住まいの不安点によって変わります。
例えば「宅配や来訪者を玄関で確認したい」という目的と、「留守中の侵入異常を外部へ通報したい」という目的は同じではありません。両方必要なら組み合わせを検討し、映像確認が中心ならカメラ側の仕様と設置範囲を重点的に見ます。目的を言葉にして担当者へ伝えると、不要な機器を避けやすくなります。
録画範囲だけでなく夜間や逆光も現地で見る
カメラの価格だけを比較しても、必要な映像が得られなければ防犯対策として使いにくくなります。玄関は外灯、庇、道路側からの光などで明るさが変わります。駐車場では車体や植栽が死角を作る場合もあります。設置予定位置からどこまで映るか、夜間にどの程度確認したいかを現地で伝えておくとよいでしょう。
セコムのホームカメラシステムには、センサーライトカメラとスポットライトカメラが案内されています。設置場所や目的によって選ぶ前提になっているため、単純にカメラ台数だけで決めるより、玄関、駐車場、勝手口など場所ごとの目的を伝えるほうが判断しやすくなります。必要なら設置候補をスマートフォンで撮影し、相談時に見せる方法も便利です。
賃貸や集合住宅は設置許可も費用条件の一部にする
持ち家と賃貸では、工事の自由度が異なります。壁面への固定や配管、共用部分に関わる施工が必要になる場合、賃貸契約や管理規約を先に確認しておかないと、見積もり後に設置方法を変更することがあります。管理会社へ「どこに、どのような方法で固定する予定か」を伝えられるようにしておくと話が進めやすくなります。
特に集合住宅では、玄関ドアの外側や共用廊下が共用部分として扱われる場合があります。一般的な防犯対策でも、住戸ごとに自由に機器を設置できるとは限りません。セコムの現地確認と管理側の許可確認を並行して進め、追加工事や原状回復の条件まで把握しておくと、導入後のトラブルを避けやすくなります。
| 確認する費用 | 見るポイント | 質問例 |
|---|---|---|
| カメラ機器代 | 台数と機種 | 何台でどこまで映せますか |
| 工事代 | 配線・配管・追加工事 | 追加費用が出る条件は何ですか |
| 月額料金 | 含まれる警備サービス | 月額に何が含まれますか |
| 将来の費用 | 機器追加・修理・変更 | 変更時の費用はどうなりますか |
- 初期費用と継続費用を分けて見ます。
- カメラとホームセキュリティの役割を区別します。
- 設置場所ごとに夜間や死角も確認します。
- 賃貸や集合住宅は管理規約や設置許可も先に確認します。
見積もりで確認すると費用のズレを減らせる
ここまで料金の内訳と役割を見てきましたが、最終的な金額は現地条件を含めた見積もりで決まります。契約前に質問を準備しておけば、「思っていた料金と違った」というズレを減らせます。特に追加工事と将来の変更条件を確認しておきましょう。
監視したい場所を優先順位付きで伝える
見積もりを依頼する前に、監視したい場所を「必須」と「できれば」に分けておくと便利です。例えば「玄関は必須、駐車場はできれば、勝手口は予算次第」と伝えると、担当者は台数や設置位置の代替案を考えやすくなります。すべてを一度に最大構成にする必要があるとは限りません。
防犯対策は住まいの形や生活動線によって変わります。玄関が道路から見えにくい家と、オートロックの集合住宅では優先する場所が同じではありません。まず日常で不安を感じる場所を1つずつ挙げ、「何を映したいか」「いつ確認したいか」を具体的に伝えてみてください。
標準工事と追加工事の境目を聞く
ホームカメラシステムの公式ページでは、別途工事代金がかかり、モデルプランでも屋外配線の配管費用が追加になる場合が示されています。そこで見積もりでは、「この金額に含まれる工事はどこまでか」「現地で追加になりやすい項目は何か」を聞いておくことが大切です。
例えば外壁の材質、配線距離、電源位置、屋外配管の必要性などで施工内容が変わることがあります。金額だけでなく、工事範囲を文章で残してもらうと比較しやすくなります。後から設置場所を変更すると費用が変わる可能性もあるため、候補位置を決めてから正式見積もりへ進むとよいでしょう。
機器追加や故障時の扱いも契約前に聞く
防犯設備は設置して終わりではなく、暮らしの変化に合わせて見直すことがあります。車を買い替えて駐車位置が変わったり、家族の生活時間が変わったりすると、カメラの向きや機器構成を変えたくなるかもしれません。その際の機器追加、移設、修理の費用条件は契約形態によって確認が必要です。
ホームセキュリティの公式料金ページでは、レンタルと買い取りで修理の扱いに違いがあることも案内されています。カメラ側について同じ条件が自動的に適用されるとは限らないため、「ホームカメラシステムの保証や修理はどうなるか」と商品名を指定して確認すると誤解を減らせます。
他社と比べるならサービス範囲をそろえる
他社の防犯カメラや警備サービスと比較する場合は、月額料金だけを横並びにしないようにします。買い切りカメラ、クラウド録画型カメラ、警備会社のホームセキュリティでは、料金に含まれる内容が違います。カメラ本体、工事、録画、通知、保守、異常時の対応など、同じ項目で比較すると差が見えやすくなります。
「安い方が不十分」「高い方が必ず安心」と決めつける必要はありません。必要な防犯レベルと予算の両方に合うことが大切です。例えば映像確認だけで足りる住まいもあれば、侵入検知と外部通報まで必要と感じる住まいもあります。自宅に必要な役割を先に決め、その役割を満たす費用同士で比べてください。
監視したい場所は必須と希望に分け、追加工事が発生する条件も聞いておきます。
他社比較では料金だけでなく、含まれるサービス範囲をそろえることが大切です。
- 監視したい場所に優先順位を付けます。
- 標準工事と追加工事の境目を確認します。
- 機器追加や修理時の費用条件を聞いておきます。
- 他社比較では同じサービス範囲で比べます。
まとめ
セコムの防犯カメラ料金は、ホームカメラシステムの機器代と別途工事代を基本に考え、ホームセキュリティを利用する場合は月額料金と初期費用を別に加えて見るのが結論です。
まずは玄関、駐車場、勝手口など「どこを何のために映したいか」を決め、カメラだけの見積もりとホームセキュリティを組み合わせた場合の見積もりを分けて確認してください。金額が変わりやすい追加工事の条件も、契約前に確認しておくと安心です。
防犯対策は、必要な機能が家庭ごとに違います。公式価格を目安にしつつ、住まいに本当に必要な範囲から準備してみてください。費用の内訳が分かれば、価格だけに振り回されず、自分の住まいに合った対策を選びやすくなります。
本記事は防犯に関する一般的な情報提供を目的としており、記載した対策を行っても被害を完全に防止できることを保証するものではありません。実際の対応や緊急時の対応については、警察署や消費生活センターなど最寄りの専門機関にご確認・ご相談ください。


